I am not saying don't buy a house.
"私は家を買うなと言っているわけではありません。”
金持ち父さんに関して、よく誤解を受けるところなのですが、本文にも書いてある通り、ロバート・キヨサキは、決して読者に対して、”家を買ってはいけない”と言っているわけではありません。人間が生きている以上、住居は必要ですし、持ち家にするのか、賃貸住宅に住むのかは、個々の人間のライフスタイルや考え方もあるので、誰もそれを強制することはできません。
ただ、彼が主張するのは、不動産を取得した場合、
固定資産税やローン、その他諸々の費用などで思わぬ出費がある…ということです。
家を買ってからこれらの費用に驚き
「こんなはずではなかった」とならないようにしましょうというごく当たり前の主張です。
それに、これは収入が上がればより大きな家に…と住み替えをする傾向があったかつての
サブプライム・ローン崩壊前のアメリカでの現状でに関する問題について主に指摘しているので、今の日本で同じことが言えるかと言うと、必ずしもそうは言えません。実際
When I want a bigger house,I first buy assets that will generate a cash flow to pay for the house.
"私がより大きな家がほしかったら、まずは家の出費に見合ったキャッシュ・フローを生成する資産を購入する。”
と、言っています。資産(
assets)とは、プラスのお金の流れ(
cash flow)を生み出す、つまり収入を生むものですから、家を大きくするのはそれに見合った費用を賄う安定した収入を得てから…ということになるわけです。
当たり前のことですが、こと家のことになると、人はそのようなことを忘れてしまうようです。
※キャッシュフローゲームには、並行輸入盤もあります。
posted by SHIFT-SYSTEM at 17:31
|
Comment(0)
|
第3章
|

|