"彼女は、僕たち各々の手に、小さい10セント銅貨を3つわたした。”
ロバートとマイクは、マイクの父、つまり金持ち父さんが経営するコンビニエンストアの前身のような雑貨屋で働き始めました。
毎週土曜日、労働時間は3時間。たとえその時にソフトボール大会があっても、参加することは許されませんでした。
おまけにこの当時は今と違ってハワイにさえもクーラーが無い時代。そのため、仕事は大変なものでした。
ようやく仕事が終わると、店を任されているマーチン夫人から賃金の30セントを受け取るわけですが、これは1956年当時でもとても安い賃金。二人はあっという間に値を上げます。
I'm quitting.
"もうやめようかと思うんだ。”最初に値を上げたのはマイクでした。
通常、進行形は現在進行している事柄を表しますが、このように意思を表す表現も使用されます。値を上げたのはロバートも一緒。
しかし、それはあらかじめ金持ち父さんが予想したものでした。