"たいていの場合、人生というのは君に語りかけてこないものだよ。”
金持ちになる方法を教えてくれるはずだったマイクの父、つまり金持ち父さんが、なかなか教えてくれないことに業を煮やしたロバートの抗議に対して、金持ち父さんが言った言葉はこうでした。
It just sort of pushing you around.
”それ(人生)はまわりからあなたをある種こずきまわすもんさ”つまり、人生のなかで起こる様々なイベントから、自分で学びとることが必要なのだ、というのが金持ち父さんの理屈です。実際、彼が商店の手伝いをさせたのもそのためでした。つまり、金持ち父さんはロバートとマイクにそれを学ばせるためにわざとこんなことをさせた、というわけです。
ロバートにとって、学ぶということは、学校のように授業やお話で教えることでした。しかし実際はそうではない、というのです。
ちなみに、ロバートが金持ち父さんに抗議したときに”ふくれっ面で言う”という表現は"I said with a pout.”と言います。
この表現は、この本のなかにはしばしば出てきます。また、日常でも十分使える言葉です。覚えておいて損はないでしょう。
※体験をして学ぶことこそ大事です。
そして、こちらが英語版。