Keep your daytime job,
"昼間の仕事はそのままにして、”
貧乏人、そして中間層の人々がリスクを取らないことが最大の問題であると指摘したロバート・キヨサキでしたが、ここでは一見してその意見と反対のことを言っているように思えます。
通常、われわれは、”リスクを取る”ということは、会社をやめて独立・起業したりするようなことをイメージします。しかし、ロバート・キヨサキの考えは必ずしもそうではないようです。
昼間の仕事をそのままに、つまり、仕事をやめるな…と言っているわけです。これはいったいどういうことでしょう。
but start buying real assets,not liabilities or personal effects that have no real value once you get home.
"負債や、手に入れた瞬間にまったく価値を持たなくなる個人的なガラクタではなく、本物の資産を買いはじめてください。”
ここでいう”資産”とは、お金、さらに言えばお金の流れ、すなわちキャッシュ・フローを生み出してくれるもののことでした。
たとえそれがどんなに高価であっても”マイホーム”や”マイカー”などは、あなたにお金をもたらしてくれるものではなく、奪っていくものであるため、これらは決して”資産”と呼ぶには値しないものである、というのがロバート・キヨサキの考えでした。
つまり、ロバート・キヨサキが言う”リスクを取る”ということは、この”お金を生むもの”、すなわち”資産”を買い続けなさい、ということなのです。
おそらく、資産と思われたものの中には思いがけず価値が低かったり、それどころか逆にあなたのポケットからお金を奪っていくだけのものもあるでしょう。しかし、それを恐れず、資産を買いなさい、ということなのです。
しかし、ロバート・キヨサキの言う”リスク”とは、要するにこういうことだったのです。
※ロバート・キヨサキは、副業を肯定しています。