Our partnership was rivived!
”僕たちのパートナーシップは復活した”
マーティン婦人が、雑貨店の売れ残りの本を切り取ったのを見たロバートは、新しいビジネスを思い付きます。そもそも、彼女が本の表紙を切り取ったのは、本を捨てるためです。ただ、捨てたことを示すために、業者に切り取った表紙を返還する…という決まりがあったのです。
つまり、彼女が捨てる本は、表紙こそはありませんが、読むことができる本なのです。
そこでロバートは大胆な行動に出ます。
Soon the distributer arrived and I asked him if we could have the comic book.
"すぐに、業者がやってきた。私は、彼に、我々がその漫画本をもらいうけてよいかどうかを尋ねた。”
ditributerは、流通業者一般を意味します。この場合、雑貨店に本を下ろしている問屋をさします。この二人の提案に対する彼の返答は、”yes"でした。この場合の"have"は、所有をあらわすのではなく、”持っていく”という程度の意味で使うと理解した方が良いでしょう。日本人がそもそも最初に学校で習うhaveのニュアンスとは大分違いますが、ネイティブの感覚では、自然なようです。
You can have them if you work for this store and do net resell them.
”君たちがこの店で働いていて、再販をしないというなら、本を持っていってもいいよ”
現代なら、日本でもアメリカでも問題になりそうな話ですが、この当時はアメリカといえども随分のんきだったようです。かくして、ロバートはここでタダ働きをした末に、大きなビジネスチャンスにたどり着きます。
かくして、二人のパートナーシップは復活し、新しいビジネスを始めるわけですが、一体それは、どんなビジネスだったのでしょう?
※ビジネスにはパートナーが大事です。
こちらが英語版です。