So what are you learning?
"で、君は何を学んでいるんだい?”金持ち父さんはロバートに尋ねます。しかし、9歳の少年がいきなりこんなことを聞かれて、うまく答えられるはずがありません。
実際、時給10セントの仕事から、金持ち父さんはロバートとマイクに何を教えようとしたのでしょう?
10セントとは、この当時(1956年)でも時給としては安い仕事です。その時、人は大きく分けて2通りの道を選ぶ…というのが金持ち父さんの主張です。
まず、一つ目の態度、まずは多くの人が取る態度としては"quit and go looking for another job"、つまり、”退職して別の仕事を探す、ということになります。そして、その他の人々は"accepting a small paycheck"つまり、”甘んじて少額の金額を受け取る”ということになります。
So what will solve the problem?
"じゃあ、問題はどうやったら解決するんですか?”ロバートが尋ねると、金持ち父さんは笑って答えます。
This stuff between ears.
”耳の間にある、こいつを使うのさ…”これは何を意味するのでしょう?それは、ずばり”頭”を意味します。面白い表現ですね。つまり、”頭を使え、よくかんがえよ”と言っているわけです。
このあたりの金持ち父さんロバートのやりとりは実に秀逸で、英語としても、お金に関する現実にしても、実に学ぶものが多いので、そのどちらかを志す人がいたら、ぜひ本を買って読んでいただきたい部分です。
そして、そのことを学ばせるために、金持ち父さんは更にとんでもない提案をしてきます。
※人生は、問題解決の連続です。