”まだ家を持っていない若い人々のためには、親が彼らに資産と負債の違いを教えることが重要です”
ロバート・キヨサキは、もうすでに負債できりきりまいになっている大人のためだけではなく、まだこれらの洗礼を受けていない若い人々のための提言もしているわけです。
持ち家は資産であるという信仰は根強いもので、それを覆すのはなかなか容易ではありません。
そのため、まったく知識を持たない状態で大人になる若い人たちは、次々とその”信仰”の中にからめとられていきます。
そして、やがて彼らも彼らの親たちが抱えている悩みと同じ悩みを抱えていくのです。
ロバート・キヨサキは、その悲劇がくり返されることを嘆きつつ、同時にそれがその気になれば避けられる悲劇であることを提唱しているのです。
※持ち家は、”負債”であることを忘れてはいけません。