The Middle class finds itself in a constant state of financial struggle.
"中産階級は、常にお金に関して悪戦苦闘しなくてはならない状態にあるのです。”
中間層とは、日本のいわゆる”中流”とは違います。医者や弁護士、会計士やMBAを取得した企業幹部など、年収2000万円から3000万円といった日本人の基準からみれば十分にお金持ちに分類される人たちです。
しかし、ロバート・キヨサキ、もしくは金持ち父さんから見れば、彼らは厳密には”金持ち”ではありません。
では、一体なぜ彼らが”悪戦苦闘”しなくてはならないのでしょう?
それは、以下のような流れによるものです。
@ 収入が上がると、税金も上がる。
A 収入が上がると、(それに見合って)支出も増える。
その結果、当然の成り行きとして、収入のみでは補いきれない部分をローンなどで補う必要が出てくるため、負債(Liability)、ならびに利子を含んだその支払いにより支出(Expense)も増えるわけです。
これこそ”ラットレース(rat race)”であり、収入の額こそ違え、我々一般庶民が苦しめられているお金の構造とさしたる違いはないのです。
※中間層が没落するのは、このためです。